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【大リーグ通信】米ドラ1右腕をソフトバンク獲得 日米球界双方の損得勘定は

ソフトバンクの入団記者会見で、ユニホーム姿を披露するカーター・スチュワート投手。左は代理人のスコット・ボラス氏、右は球団の三笠杉彦GM=5月30日、ニューポートビーチ(共同)
ソフトバンクの入団記者会見で、ユニホーム姿を披露するカーター・スチュワート投手。左は代理人のスコット・ボラス氏、右は球団の三笠杉彦GM=5月30日、ニューポートビーチ(共同)

 プロ野球のソフトバンクは5月25日、昨年の米大リーグのドラフトで1巡目、全体で8番目にブレーブスから指名を受けたものの、入団に至らなかった右腕カーター・スチュワート投手(19)との契約合意を発表した。スチュワートのこの選択は、日米球界に大きな地殻変動を起こす可能性を秘めている。

 米スポーツ専門局ESPNやAP通信などによると、契約条件は「6年契約で総額700万ドル(約7億6000万円)でインセンティブや付帯条件がつく」という。

 スチュワートと日本のソフトバンクとの契約は、全米で衝撃的な論調で報じられた。スチュワートは6月3日から5日にかけてニュージャージー州シコーカスで開かれる今年のドラフト会議でも、上位で指名されることが確実となっていたからだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙は「スチュワートが米ドラフトを袖にして日本を選んだ。期待のアマ選手がメジャー球団の希望を差し置いて何千マイルも向こうの日本でプレーすることにサインするとは…」と伝えた。

 全国紙「USA TODAY」も、「アマの有力選手が他に例がない人生の選択をした。海外でプレーするために、6月のドラフトで上位指名されるのさえ忘れたかのようだ」とつづった。

 なぜ、異例の道を選んだのか。150キロ台後半の速球と小気味いい変化球が売り物のスチュワートは、昨年のドラフトでブレーブスに指名され、入団寸前までいった。だが、身体検査で右手首に故障が見つかり、契約金が450万ドル(約4億9000万円)から半額以下の200万ドル(約2億1800万円)へ見直しを迫られ、交渉は破談。やむなく“浪人”して東フロリダ州立短大に通い、次の機会を待っていた。

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