PR

ニュース プレミアム

「普通の人」の凄さ…広島発情報紙の金言

フリーペーパー「普通の人のすごい事」の紙面にはユニークな活動をする人たちが紹介されている
フリーペーパー「普通の人のすごい事」の紙面にはユニークな活動をする人たちが紹介されている
その他の写真を見る(1/2枚)

 広島の季刊フリーペーパー「普通の人のすごい事(略称・フツスゴ)」が「すごい」と注目を集めている。昨年8月にボウリングの女子マスターズ戦アジア大会で日本人として初優勝したアマチュアボウラー、石本美来(みらい)さん(22)をいち早く取り上げたりする慧眼の持ち主なのだが、根底には地域に根ざした姿勢がある。瀬尾暢宏(のぶひろ)編集長(48)は「地域を支えるのは人間ですから」と話す。

ヒューマンウオッチング

 料理人やガラス作家、ジャズトランペット奏者にローカルアイドル…。多彩な人物がページを飾る「フツスゴ」。これまでに掲載したなかには、発酵マニア▽動物供養碑研究家▽カレー遊牧民▽耕す料理人-などという肩書の人もいて、独自の視点が光る。

 フツスゴは、ホームページなどのデザイン会社「日美(にちび)」(広島市中区)が平成24(2012)年11月に創刊。年4回(2月、5月、8月、11月)発行で毎回、地元広島で個性あふれるユニークな活動をしている8人ずつを紹介している。

 瀬尾編集長によると、創刊当時は全国でフリーペーパーなどの情報誌が次々に誕生。「観光案内が多かった」(瀬尾編集長)といい、一線を画したものを作ろうと浮かび上がったコンセプトが「ヒューマンウオッチング」だった。

 「どんな社会現象も人から始まる。取材をしたときは注目されていなくても、5年、10年後には大化けしているかもしれない。そんな光の当たっていない人にスポットを当てたかった」

 その狙いが当たったといえるのが、アマチュアボウラーの石本さん。優勝は昨年8月だが、同紙では約5年前の平成25年に取り上げていた。同紙に掲載された人が地元のテレビに出演することもあるという。

積み重ねこそが「すごい」

 こうした活動が認められて、平成29年に全国のフリーペーパーやフリーマガジンが集結する「2017フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」で表彰された。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ