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【経済インサイド】NTT東がeスポーツ参入 社長直轄で異例のスピード事業化

 eスポーツでは通信の遅延は致命的。通信回線が大会運営のカギとなるだけに、全国に光回線網を張りめぐらすNTTグループにはうってつけだ。通信インフラやシステムを提供するほか、設備の効率化などで空いた通信局舎のスペースをイベントに貸し出す構想でもある。

 今秋に開催される茨城国体では、eスポーツ選手権が行われる。その都道府県予選をはじめ、競技大会の運営などで、NTTグループで連携して全国展開する計画だ。

 「eスポーツの関連動画に社員が出ている」

 社長命令が出されてまもなく、こんな“社内通報”が井上氏にもたらされた。

 実は、この社員はカプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター」の有名プレイヤーで、現在も東京・秋葉原などでゲーム大会を主催するほど、業界では知られた存在だった。ゲーマーであることを社内に公開していなかったが、たまたまeスポーツイベントに識者として参加していたのだった。

 こうしてつくられた社長直属のプロジェクトチームは連日、大会運営のシステム構築などを自治体に売り込むべく、全国各地を飛び回っている。「進捗(しんちょく)状況が直接社長に伝わる」とNTTグループの大組織の中にあって、異例のフットワークの軽さをみせる。今後は地方でのイベント開催など、地方創生にもつなげたい考えだ。(経済本部 高木克聡)

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