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【川村妙慶の人生相談】娘の夫の浪費癖 離婚させたい

相談

 20代の娘の将来が心配でご相談します。娘の40代の夫は浪費癖がひどく、先日、娘が「離婚するかも」と言い、2人の子を連れ実家に戻ってきました。私は以前から離婚に賛成です。ところが、娘の夫は「離婚も別居もするつもりはない」といい、娘も子供を思ってか、次第に離婚しないと言い始めました。

 娘の夫は浪費しなければ、ギリギリ暮らせるくらいの稼ぎです。が、家計の財布から勝手にお金を持ち出しパチンコに使います。娘の夫の親が給料管理し、3日に1度、必要な額を娘の夫に渡すことに決めても、親をだまし保育園代を使い込もうとしました。浪費癖は一生直りません。娘が離婚を決意するために私は何をすればいいでしょうか。(50代、女性)

回答

 ようこそお便りくださいました。娘さんにお子さんがいて、そう簡単には別れられないとのお気持ちも分かります。

 浪費癖は、次の二つを心がけることで改善できると私は思っています。

 一つは、お金の「元栓」を閉めること。浪費癖が直らないのは「使えるもの(お金)がある」からです。娘さんの夫の実の両親がお金を預かっても、ごまかそうとするのなら、あなたの娘さんが管理できるように、今一度、話し合ってみてはいかがでしょうか。そして一部を定期預金に回し、引き出せなくしてみるのです。大切なのは「使えないお金」を毎月作ることです。あなたも娘さんの生活援助はせず、娘さんの夫にも、「援助はできない」ときっぱり伝えましょう。

 もう一つは娘さんの夫のストレスの根源に目を向け、その発散方法を変えるように工夫してみることです。浪費癖のある人は、お金を使うことでストレスを発散しています。逆を言えば、お金をかけないストレス発散法を知らないから、パチンコに依存しているのかもしれません。娘さん一家に、夫の居場所はあるのでしょうか。ないのであれば、夫の居場所や役割を作るといいと思います。

 例えば、夫と子供が遊園地に行く日を作ったり、「子供の将来のために、お金をためましょう」「たまったら家族で旅行したいね」などと、前向きな家族の目標を立てて、それに娘さんの夫を巻き込んでみるのはいかがでしょうか。夫にとっても自分で稼いだ大事なお金。本来なら有効に使いたいはずです。

 娘さんから夫に、優しく伝えてもらいたい言葉があります。「助けてくれるのはパチンコではなく、家族だよ」と。離婚を考えるのは、それからでも遅くありません。

回答者

川村妙慶 僧侶兼アナウンサー。53歳。ラジオのパーソナリティーとして活動するほか、ブログの法話を日替わりで更新している。著書に新刊「仏さまが導く 心が楽になる生き方」(三笠書房)など。

相談をお寄せください

 住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記のうえ、相談内容を詳しく書いて、〒100-8078 産経新聞文化部「人生相談 あすへのヒント」係まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

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