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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈721〉あるべき出処進退とは

衆院決算行政監視委員会を終え記者団の質問に答える丸山穂高議員=20日午後、国会内(春名中撮影)
衆院決算行政監視委員会を終え記者団の質問に答える丸山穂高議員=20日午後、国会内(春名中撮影)

 平和相互銀行事件、政界金屏風(びょうぶ)事件、イトマン事件などを手がけ〈かつては「政財界の用心棒」として知られ〉、現在は小泉純一郎元総理が顧問をつとめる市民団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」の幹事長兼事務局長。〈「正義の弁護士」として鳴らす〉河合弘之弁護士。

 その正義の弁護士が結婚前からつき合っていた女性と〈婚姻した後も交際は続いた〉(訴状)と、元夫から訴えられている-。河合弁護士には妻子がいるから〈仮に事実なら、W不倫ということになるわけだ〉。

 正義面した人間の表の顔をひっぺがす。週刊誌にとっては格好のネタだ。

 『週刊新潮』(5月30日号)「原発ゼロ『小泉純一郎』を操る『正義の弁護士』の下半身裁判」。

 こういうネタを実にいやらしく追及する手口は『新潮』の独壇場。

 河合氏側が申し立て、訴状は閲覧制限がかかり墨塗りに。で、『新潮』、困っているかと思うと、

 〈実は、本誌はまだ黒く塗られる以前から閲覧していたのである〉

 プロの技を示したこの記事に比べると、『週刊文春』(5月30日号)、『新潮』がトップで取り上げている丸山穂高衆院議員の件など、おそまつな話。

 「丸山穂高衆院議員 国後島で『女を買いたい』絶叫暴言」(『文春』)

 「日ロ交渉史に刻まれる『丸山穂高』暴言秘録」(『新潮』)

 北方四島のビザなし渡航、国会議員として参加した丸山議員が夜、酔っ払ったあげく、宿舎の宴会で、

 〈大声が何度も響いた。「オッパイ! オッパイ! オレは女の胸を揉(も)みたいんだ!」〉〈「オッパイ! チンチン!」「チンチン! オッパイ!」(中略)性器の呼称など卑猥(ひわい)な言葉を連発〉(『文春』)

 この醜態、議員辞職しかあるまい。

 『週刊朝日』『サンデー毎日』、このところ毎号のようにアイドル表紙。それでファンに買わせようと思っているのだろうが情けない。内容の充実を。

(月刊『Hanada』編集長)

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