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【びっくりサイエンス】月を生んだのは原始地球のマグマだった 海洋機構などが解析

惑星に天体が衝突したときの想像図。地球でも同じような衝突で月ができたとされる(NASA、米カリフォルニア工科大提供)
惑星に天体が衝突したときの想像図。地球でも同じような衝突で月ができたとされる(NASA、米カリフォルニア工科大提供)
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 月は太陽と並んで最も身近な星だが、まだ多くの謎が残っている。特に興味深いのがその起源だ。地球に別の天体が衝突してできたとの説が有力だが、矛盾も抱えていた。海洋研究開発機構などは、原始の地球を覆っていたマグマが月の主な材料になったことをシミュレーションで初めて示し、衝突説を裏付けた。

 月の起源をめぐっては、宇宙を漂う星が地球の引力で引き寄せられた▽地球から分裂してできた▽地球と同時に生まれた双子-などの説がある。中でも有力視されているのが「巨大衝突説」だ。

 それによると46億年前、地球より一回り小さい火星サイズの星が、地球に衝突。巨大なエネルギーによる高温で岩石が蒸発してガスになり、地球の周りに広がった後、冷えて固まり、くっつき合って月になったとされる。他の説よりも現実の地球と月の特徴をよく説明できるため、強く支持されているが、この説も実は完璧ではない。

「最後の壁」に挑む

 米国が約50年前のアポロ計画で持ち帰った月の石の分析結果では、酸素などの元素の同位体比が地球の石とほぼ同じだった。月の材料が原始の地球に由来すると考えれば、この結果は何の不思議もなさそうだ。

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