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【政界徒然草】自民・石破氏&立民・山尾氏 改憲議論めぐる奇妙な蜜月

きっかけは山尾氏への無関心?

 所属政党も考えも異なる2人が接近したのは、昨年10月下旬のことだった。

 山尾氏は衆院議員会館のエレベーターで偶然、石破氏と一緒になった。安倍首相の“天敵”を自任する山尾氏にとって「敵の敵は味方」なのか。総裁選で安倍首相と戦った石破氏をねぎらうように声をかけた。

山尾氏「これから私の『立憲的改憲』の出版パーティーがあるんですよ」

石破氏「『立憲的改憲』?なんだね、それは」

山尾氏「…」

 山尾氏は表情こそ変えなかったが、石破氏が山尾氏の政策の代名詞である「立憲的改憲」の言葉を知らなかったのはプライドを傷つけられたことだろう。すぐに石破氏に著書を送った。

 「立憲的改憲」(ちくま新書)とは、平成27年の安全保障関連法の国会審議に参考人として招かれた東京外国語大大学院の伊勢崎賢治教授や、安倍政権に批判的な阪田雅裕元内閣法制局長官らの対談集だ。

 石破氏は山尾氏の著書を読むと、自身のブログで「政策的な立場は全く違うが、極めて示唆に富む。論理は精緻なものだ。このような議論が野党内で活発に行われ、それが国会で論じられるようになればいい」と評価してみせた。

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