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【沖縄取材の現場から】参院選での野党共闘、沖縄戦線異状あり

記者会見後に並んで出席した(前列左から)糸数慶子参院議員、高良鉄美氏、玉城デニー沖縄県知事=5月7日、那覇市内(杉本康士撮影)
記者会見後に並んで出席した(前列左から)糸数慶子参院議員、高良鉄美氏、玉城デニー沖縄県知事=5月7日、那覇市内(杉本康士撮影)
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 夏の参院選で勝敗の鍵を握るのは、32の改選1人区における野党の候補者調整だ。野党がバラバラのまま候補者が乱立すれば、与党は優位に戦いを進めることができる。立憲民主、国民民主、共産、社民の主要野党は統一候補擁立を目指す方針では一致しているが、そんな中で野党共闘のモデルケースとも言える沖縄県で異変が起きている。

「オール沖縄」内部で不協和音

 「まさにこの瞬間をみんなが心待ちにしていた」

 沖縄県の玉城デニー知事は5月7日、こう語り、笑顔を見せた。

 改選1人区である参院選沖縄選挙区に出馬する元琉球大院教授、高良鉄美氏の出馬記者会見でのことだった。会見には出馬を断念した現参院議員の糸数慶子氏も同席したほか、共産党や社民党など「オール沖縄」を構成する政党、労働組合の県組織幹部もそろって顔を見せた。

 オール沖縄系候補は昨年9月の知事選で玉城氏が当選して以降、県内のさまざまな選挙で連勝を重ねている。このまま参院選も勝利したいところだが、オール沖縄の内部では不協和音が続いていた。

 参院選の候補者選考をめぐっては、糸数氏が所属していた地域政党・沖縄社会大衆党が昨年末に高良氏を擁立する方針を決め、出馬に意欲を示していた糸数氏に勇退を勧告した。糸数氏は参院選の立候補見送りを了承した。

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