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危ない“ご当地ルール”「松本走り」 強引な右折なくならず

保育園児の列に車が突っ込んだ現場=8日午前11時49分、大津市(本社ヘリから、恵守乾撮影)
保育園児の列に車が突っ込んだ現場=8日午前11時49分、大津市(本社ヘリから、恵守乾撮影)
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 交差点内の事故は大惨事につながることがある。大津市で保育園児ら16人が死傷した事故は記憶に新しい。しかし、全国各地には「茨城ダッシュ」「伊予の早曲がり」などと呼ばれる危険な“ご当地ルール”があるらしい。このうち、長野県松本市にあるのは「松本走り」。10年以上前から指摘されているもののいまだに続いており、市や地元警察署などでは、運転マナーを再確認してほしいとしている。

右折優先?

 松本走り、別名「松本ルール」は、具体的に(1)対向の直進車が交差点に接近しているのに、強引に右折する(2)左折する対向車にかぶせるように右折する(3)信号が青色に切り替わった直後、対向車が発進する前に右折する-行為。

 道路交通法は、交差点内では直進または左折車優先と規定。松本走りは明確な法律違反になるばかりでなく、悲惨な事故につながりかねない危うさをはらんでいる。

 大津市で8日に起きた16人死傷事故も、交差点を右折した乗用車と対向から直進してきた軽乗用車が衝突、そのまま軽乗用車が信号待ちしていた園児らに突っ込んだものだった。

なぜか減らない

 松本走りが広く認知されるようになったのは、JAFの広報誌「JAF Mate」が平成20年に特集で取り上げたことがきっかけのひとつ。

 市や県警は啓発に努めてきたが、26年以降に松本市で発生した右折時の事故件数をみても、26年は98件、27年が70件、28年87件、29年89件と増減に波があり、減少傾向をたどっていないのが実情だ。

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