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【おらがぐるめ】乃し梅本舗佐藤屋 創造性ある和菓子を

りぶれ
りぶれ

 山形市十日町で文政4(1821)年の創業以降、和菓子を一つ、一つ、手作業で作り上げる。8代目の佐藤慎太郎常務(39)が「山形発祥の銘菓、乃し梅を生んだ店の一つ」という老舗は、江戸時代からの製法をいまも守る。単なる大店(おおだな)の主人にならず、自ら和菓子もつくる職人の道を選び、京都で修業後、山形に戻り、伝統を守りつつも新しい和菓子作りに日々挑戦する。創作菓子が年間100種以上生まれる由縁だ。

 その一つ、「りぶれ」は、ラム酒を練り込んだ黒糖羊羹に愛媛県怒和島(ぬわじま)特産のレモンを重ね、寒天で包んだものだ。さっぱりとした味わいに、レモンの酸味が口内に広がる。日本茶はもちろん紅茶やコーヒー、洋酒にも合う。実際、山形市内のバーでは、和菓子と洋酒のセットで売り出している。

 「頂」(いただき)は、晴れた青空に残雪の残る山をイメージした北国ならではの一品。5センチ四方の小さな和菓子からは春の山形の山々が想像できる。8代目のテーマである「自由な、もっと自由な和菓子」のもと「和菓子と洋菓子に違いはない」と考える佐藤常務の和菓子への哲学を和菓子化したものだ。(山形支局 柏崎幸三)

乃し梅本舗佐藤屋 山形市十日町3の10の36。023・641・2702。「りぶれ」(1本1200円)、「頂」(1本1000円)。

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