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【竹島を考える】危うし「日本海」 虚偽主張で「東海」浸透させる韓国 下條正男・拓殖大教授

2014年、「東海併記法案」を審議する米バージニア州議会の委員ら。韓国は「東海併記」で国際的な攻勢を強める
2014年、「東海併記法案」を審議する米バージニア州議会の委員ら。韓国は「東海併記」で国際的な攻勢を強める

 4月9日、日本海の呼称をめぐる日韓による非公式会議が英国ロンドンで開催された。日本政府は、この会議でも「日本海の呼称は世界に認められた唯一の名称」と従来の主張を繰り返したとのことである。

 今回の会議には北朝鮮も参加し、北朝鮮は日本海に換えて「朝鮮東海」とすべきだとしたという。日本海の呼称問題は、北朝鮮を加えて三つどもえの様相を呈すまでになった。北朝鮮は韓国と同様、日本海の単独表記には反対のため、今後、両国が共同戦線を張ることも考えられる。そうなれば日本政府は、韓国と北朝鮮に挟撃され、苦戦を強いられる。

歴史的に「日本海」と関係ない「東海」

 今回、非公式の会議が開催されることになったのは、国際水路機関の議長国からの要請があったからである。韓国側の報道によると、日韓は2020年4月末の総会までに、日本海の呼称問題に決着をつけなければならないという。この会議には、米国や英国も参席しているので、日本側としては従来とは異なる戦術で臨むべきであった。

 日本海の呼称問題を「歴史問題」と捉える韓国側と、「世界が認めた唯一の呼称」とする日本側とでは争点がかみ合っておらず、従来のままなら議論は平行線をたどらざるを得ないからだ。韓国と北朝鮮が主張する「東海」は、歴史的には朝鮮半島の東海岸に沿った海域を指し、日本海とは関係がない。日本は、日本海呼称問題が起こった初期段階でこの事実を指摘し、韓国側の主張を一蹴しておくべきであった。

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