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逆風の紳士服 はるやまの勝負手は

理容店、カフェなどの入る複合施設を併設した「はるやま」の店舗=岡山市
理容店、カフェなどの入る複合施設を併設した「はるやま」の店舗=岡山市
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 紳士服大手の業績が悪化している。今月14日に出そろった大手4社の平成31(2019)年3月期(コナカは平成30年10月~31年3月期)連結決算は、全社が減収減益に陥った。ビジネススタイルの変化で紳士用スーツの販売減が続く中、昨年は天候不順で消費が冷え、自宅勤務を含めた「働き方改革」の逆風も吹いた。こうした中、はるやま商事(岡山市)はスーツ販売以外の収益で底支えしようと、“副業”を本格化させている。

■ママ友同士がお茶

 「どういう服装がビジカジ(ビジネスカジュアル)か、どんなスタイルをしたらいいのか、まだ誰も分かっていない」

 今月14日にあった決算発表で、はるやま商事の伊藤卓社長は反省を込めてこう話した。同社の親会社、はるやまホールディングス(同)は31年3月期、最終損益は2億円の赤字。8期ぶりの赤字転落となった。

 “スーツ離れ”で市場が縮小するなか、紳士服業界が新しいスタイルを打ち出せるかどうかは課題だ。クールビズ導入以来、単にネクタイを外すだけではない、ビジネスファッションが模索されているが“定番”は育っていない。

 逆にカジュアル衣料品業界が、ビジネス用途で使える服を打ち出しており、競争は激化する一方だ。

 こうした中、はるやま商事では昨年から今年にかけ、熊本県、岡山県の幹線道路沿いの店舗4カ所で、理容室やクリーニング店、カフェなどを呼び込んだ複合施設「ほっとひと息ステーション」を併設した。

 一見客も使えるが、会員(会費月額500~1500円)になると、散髪やクリーニングなどが1~3割引きになるほか、店内の商品(一部除く)が1割引きになるなどの特典がある。

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