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【萌える日本史講座】大阪、縄文時代は海の底…遺跡は今も地下深く

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 40年以上にわたって大阪府内の遺跡調査や縄文時代の研究を続けた府文化財調査事務所元所長の渡辺昌宏さん(65)が3月末に府教育庁を退職した。大阪は、世界文化遺産登録が確実視される百舌鳥(もず)・古市古墳群など古墳時代にスポットが当たりがちだが、縄文時代は現在の大阪平野が海底にあるなど全く異なる光景が広がっていた。渡辺氏は「縄文人は激変する自然環境に適応しながら豊かな文化を育んだ」と魅力を語る。   (小畑三秋)

縄文後期に人口急増

 福島県郡山市出身の渡辺さんは、明治大で考古学を専攻、昭和51(1976)年に府教育委員会(現府教育庁)に入り、参事などを歴任。平成26(2014)年に定年退職したあと再任用で主任専門員を務めた。

 「気候も地形も大きく変わったのが縄文時代。遺跡がそれを物語っている」と指摘する。府内には約400カ所の縄文時代の遺跡があり、半分ほどが生駒山西麓の河内地域に集中する。現在の大阪平野の大部分は温暖化による「縄文海進」で海水が入り込んで「河内湾」が広がり、生駒山西麓以外は多くが海底だったためだ。

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