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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈720〉ファーウェイの正体

米中閣僚級貿易協議のニュースを伝える街頭の大型モニター=10日午後、東京・秋葉原
米中閣僚級貿易協議のニュースを伝える街頭の大型モニター=10日午後、東京・秋葉原

 それにしても狙い澄ましたようなタイミングだ。

 「米中貿易戦争、本当の『核心』」「ファーウェイの正体」-。大きく表紙に打った『ニューズウィーク日本版』(5・21)が発売になった直後の5月15日、米商務省はファーウェイに対する米国製ハイテク部品などの事実上の禁輸措置を発表した。

 特集は12プラス2の14ページ。

 〈同社を87年に設立したのは、かつて人民解放軍の工兵隊に所属していた任正非(レン・チョンフェイ)〉〈任は国有銀行から850万ドルの融資を受け、14人のスタッフでファーウェイを創業〉。

 ファーウェイの歴史をたどりつつ、無名の民間企業が、わずか30年で5Gという最先端の通信技術で支配的な地位を築くところまで到達できたのはなぜかという疑問に答えている。

 今や〈世界の通信機器市場の29%を支配〉し、〈トランプ政権は、このままファーウェイが勝ち続ければ中国政府が世界の通信網を支配でき、いくらでもスパイ行為や知的財産の侵害を行えるようになると考えている〉。

 「5Gは米中の地政学的な戦場」とも言われているそうだが、その戦争がどんな推移をたどるかについては、米メイン・ストリーム・メディアの一翼を担う『ニューズウィーク』だけに、ややトランプ大統領に厳しめ。

 必読の好特集だ。

 で、『週刊文春』『週刊新潮』(ともに5月23日号)を開くとトップ記事が『文春』は「『悠仁さま刃物事件』美智子さまの忠告を秋篠宮は拒否した」。『新潮』が「『雅子皇后』と『紀子妃』の冷戦」。

 例によって「宮内庁関係者」などの匿名コメントが多く、読む気にもならない(仕事だから読んでますが)。

 『サンデー毎日』(5・26)が早々と三浦博史氏(選挙プランナー)による参院選予測。

 自民党は単独過半数割れするものの、与党全体で6議席減の141議席、過半数の123を上回り、絶対安定多数も実現するという。

(月刊『Hanada』編集長)

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