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【安倍政権考】菅官房長官の「令和おじさん」ブームで政権にきしみ

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菅氏の5月上旬の米国訪問がひときわ注目されたのは、内政を一手に引き受けてきた菅氏が、首相の“独壇場”である外交に進出したとみられたためだ。

 菅氏は米国滞在中、ペンス副大統領やポンペオ国務長官、シャナハン国防長官代行の米政権中枢と相次いで会談。訪米直前までトランプ大統領に面会するとの観測が根強く残り、「菅氏がトランプ氏と一瞬でも会ったら政権は終わりだ」(関係者)という声も出ていた。今回の訪米は表向き目新しい成果はなかったが、菅氏が周囲に「こんなものでしょう」とそっけないのは、首相への配慮だろうか。

 安倍政権は、首相と「日米同盟」に例えられる盟友の麻生氏と、官僚を掌握し政策実行力で首相を支えてきた菅氏との絶妙なパワーバランスの上に続いてきた。それだけに「令和おじさん」ブームが政権運営に与える影響は小さくない。

 菅氏が万一、自民党の岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長、河野太郎外相など「ポスト安倍」といわれる面々を追い抜いて首相の座を射止めれば、党内の勢力図は大きく塗り替えられる。夏の参院選の結果次第で菅氏が政界の台風の目になる可能性もあり、今後の動向に目が離せない。

(政治部 小川真由美)

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