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【野党ウオッチ】ご即位を受け入れる共産党の深謀遠慮

 共産党の現実路線は今に始まったことではない。平成28年夏の参院選で、旧民進党など他の野党と統一候補を擁立するのに合わせるかのように、同年1月の通常国会では 当時の天皇陛下がご臨席される開会式に、事実上初めて出席した。自由党の小沢一郎代表(当時)ら他の野党幹部のアドバイスも受け、共闘に向けた垣根を少なくする意味も込め出席を決断したという。

 実際、同年の参院選では勝敗を分ける32の改選1人区すべてで統一候補が実現し、うち11選挙区で野党が勝利した。

 共産党は今夏の参院選でも改選1人区で野党統一候補を擁立し、前回以上の成果を出したい考えだ。しかし、立憲民主党幹部は「天皇陛下に対する認識を改めてもらわなければ、参院選で無党派層からの理解は得られない」と語る。

 同党は大正11年に非合法組織として結成されたが、平成16年に採択した新綱領では「君主制廃止」の表現を削除した。

 「令和」改元に伴う一連の動きは、現実路線をさらに一歩進めた形だ。同じ立民幹部は「夏の参院選で野党共闘を深化させるため、天皇陛下の即位と改元に伴う一連の行事を利用すべきだとの判断が働いたのではないか」と分析した。

 最近の共産党は、参院選の野党共闘態勢をいかに整えるかに最も力点を置いているようにみえる。

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