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【大人の遠足】神奈川・横須賀「猿島」 自然豊かな人気観光地、かつては軍事要塞

手前は弾薬庫。色とりどりのレンガが使われている=いずれも神奈川県横須賀市の猿島
手前は弾薬庫。色とりどりのレンガが使われている=いずれも神奈川県横須賀市の猿島
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 平日の日中にもかかわらず、戦艦「三笠」が威容を誇る船着き場には長い列ができていた。神奈川県横須賀市の三笠公園から船で10分ばかりの沖合に浮かぶ猿島は、幕末から先の大戦終結時まで首都防衛の要となり、一般人の上陸は禁じられていた。ところが、時代が変わればその立ち位置も変わる。かつての軍事要塞は島の自然に溶け込み、まるで宮崎駿監督の映画「天空の城ラピュタ」の世界のようだと大人気なのだ。その一方で大戦の痕跡もはっきりと残されている。東京湾最大の自然島とあって、見どころは多い。

 「去年のゴールデンウイークは、2日間で約1万人がやってきました。島が沈むんじゃないかというほどでしたね」。そう言って笑うのは、周囲約1・6キロの島の見どころを案内してくれる「猿島公園専門ガイド協会」の生駒博之さん(72)だ。船が小さな桟橋に着くと、夏には海水浴客であふれる砂浜が広がり、その奥では若者のグループがバーベキューを楽しんでいた。典型的な海辺のリゾート地-。そんな印象は歩を進めると、一変する。

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