PR

ニュース プレミアム

原発事故乗り越え先端サービス開発 福島・南相馬の経営者ら奮闘

ミーティングをする森雄太社長(中央)と取締役の但野謙介さん(左)ら=4月8日、福島県南相馬市の「トラストワン」(内田優作撮影)
ミーティングをする森雄太社長(中央)と取締役の但野謙介さん(左)ら=4月8日、福島県南相馬市の「トラストワン」(内田優作撮影)

 東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされ、経営難に苦しんだ福島県南相馬市に拠点を置く家具製造・内装会社が、VR(仮想現実)などの最先端技術を生かした新サービスで業績を伸ばしている。8年が経過した今も原発事故の影響が色濃く残る地元経済。地元出身の若い経営者らは「被災地から日本を代表する会社に」と奮闘を続けている。(大渡美咲)

 南相馬市に工場を持つ「トラストワン」(東京)は今年3月、飲食店の出店希望者向けに新サービス「坪単」を始めた。ホームページ上で好みのデザインや物件のレイアウトなどを選択すると、千円単位の工事見積もりや3Dデザイン案、5年間の事業計画書が自動的に作成される。

 計画書はそのまま銀行の融資依頼書にも転用でき、すでに全国から40~50件の問い合わせが寄せられ、注文を受け付けている。「具体的な事業計画が立てられ、工期日程も大幅に短縮できる」。南相馬市出身の取締役、但野謙介さん(36)は胸を張った。

 トラストワンは平成19年2月、やはり同市出身の森雄太社長(39)が商業施設向けの家具製造会社として同市で創業した。同年10月に本社を東京に移転し、大手企業とも取引を開始。順調に業績を伸ばしていたが23年3月、震災と原発事故に見舞われた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ