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【希少がんと共に生きる】たくましい若きサバイバー 抗がん剤をやめて思うこと

 会場では、25歳のときに左ふくらはぎに粘液型脂肪肉腫を発症した鳥井大吾第10号編集長(30)が「若年性がん患者会とその他のがん患者会の何が違うかといえば『若さ』かなと。インスタグラムを始めました。これからも新しいことに取り組んでいきたい」と宣言。お披露目会は和やかなうちに幕を閉じた。

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 筆者が手術を経て抗がん剤治療を始めたのは29年1月。数々の副作用がある中、「2年間、よく耐えたな」と思っている。同時に、抗がん剤をやめた途端に、小腸の壁を打ち破って腹膜に散らばったがん細胞が暴れ出すのではないかという不安もある。

 ただ、希望は捨てていない。休薬後2年間、腹水や転移、再発などがなければ「いけたかなと…」(担当医)。がんの病から逃げ切れる可能性があるというわけだ。抗がん剤を開始したとき、担当医は「がんのすべてを消すのは難しいが、治る可能性は0%ではない」と語っていた。

 当時、「0%ではない」の意味を「ほとんど治る可能性はない」と解釈した。あれから約2年4カ月。楽観視しているわけではないが、「限りなく0%に近い世界」に足を踏み入れるときが訪れるかもしれないのだ。ここ1~2年は正念場といえる。

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