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【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】進化が止まらないタイ・バンコク 今の勢いを体感する都市型の3つの遊び方

展望台「マハナコーン・スカイウォーク」から一望する夕暮れのバンコク
展望台「マハナコーン・スカイウォーク」から一望する夕暮れのバンコク
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 【酒呑み鉄子の世界鉄道旅 番外編】旅行者ではなく取材者として、少なくとも1年に1度はタイの首都バンコクを訪れるようになって、そろそろ10年が経つ。ちなみに「バンコク」とは英語名の通称で、タイ語名の通称は「クルンテープ・マハーナコーン」。正式名称にいたっては「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」と長く、10年経ってもまったく覚えられない。ここでは「バンコク」と書くことにする。

 日本人にも安定して人気の高い旅行先バンコクは、新しい建築物が建ったり、大型ショッピングモールがオープンしたりと、行くたびに変化している。バンコクっ子のライフスタイルも変わり、従来のイメージとは異なるおしゃれなナイトスポットも増えてきた。東南アジアでも指折りとなった大都市バンコクで、シティ派におすすめの3つの遊び方を紹介したい。

(写真・文/トラベルジャーナリスト 江藤詩文)(取材協力=タイ国政府観光庁キングパワー

こんな写真が撮れるとあって、自撮りが大好きなバンコクっ子にも大人気
こんな写真が撮れるとあって、自撮りが大好きなバンコクっ子にも大人気
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ルーフトップバーには、カクテルのほかモクテル(ノンアルコール)もある
ルーフトップバーには、カクテルのほかモクテル(ノンアルコール)もある
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 ひとつめは、バンコクの最高層ビル(*2019年1月取材当時)に、2018年11月にオープンした展望台「マハナコーン・スカイウォーク」とルーフトップバー。バンコクは、東南アジアにおけるルーフトップバーの流行の発信地で、日本の建築物に慣れた目から見ると驚くほどスリル満点のルーフトップバーがいくつもある。

 その中でも最新スポットが、高さ314メートルの高層複合施設「キングパワー・マハナコーンビル」。今にも崩れ落ちそうなデザインの外観でも話題を読んだ高層ビルだ。その最上階78階に位置する、世界最大級という幅約4メートル、長さ約12メートルのガラス張りのシースルー展望台「マハナコーン・スカイウォーク」は、足元から発展するバンコクの街並みを一望できる。高所恐怖症の方にはおすすめできないが、高いところが大好きな私は、ほろ酔いでガラスに乗り、浮遊感を楽しんだ。ルーフトップバーを併設しているので、バーで1杯飲んでから、夕暮れどきにガラスに乗ると、足元が赤く染まり、さらに非現実的な気分を味わえる。もちろん夜景も見逃せない。

チャオプラヤー川沿いの絶景を眺めながら、タイ料理を楽しめる「スパンニガ・クルーズ」
チャオプラヤー川沿いの絶景を眺めながら、タイ料理を楽しめる「スパンニガ・クルーズ」
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ディナークルーズもいいが、より気軽なアフタヌーンティークルーズもおすすめ
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 バンコクの夜景といえば、高層ビルから見下ろす摩天楼もいいが、チャオプラヤー川の低い位置から見上げる絶景も外せない。チャオプラヤー川と共に発展してきたバンコクでは、寺院やクラシックホテルといった歴史ある建築物は、正面が川側に造られている。後にできた道路に面した入り口は、便利ではあるが裏口であり、川から眺める正面がもっとも美しく造られているそう。

 2つめとして、バンコクを訪れたなら一度は体験したいのが、チャオプラヤー川のクルーズ。東南アジア特有の暑さを逃れ、水面を吹く風を受けながらのんびり進むクルーズはとにかく気持ちがよく、昔から観光の定番として人気が高い。けれども5ツ星ホテルが運営するラグジュアリーなクルーズを除くと、これまでは料理やサービスがあまり優れているとは言えなかった。

 ここに2016年に登場したのが「スパンニガ・クルーズ」。世界の食通から人気が高いレストラン「スパンニガ・イーティングルーム」が手がけるクルーズ船で、「船上でも最上の食体験」を重視。タイ料理のルーツといわれる東北地方の料理をベースにした、スパンニガ品質の料理を堪能できる。

故ジョエル・ロブション氏の技術と哲学を継承した「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の看板メニュー
故ジョエル・ロブション氏の技術と哲学を継承した「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の看板メニュー
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コースには、高級レストランに慣れていない人も、安心して高級店の味を体験できる料理も組み込まれている
コースには、高級レストランに慣れていない人も、安心して高級店の味を体験できる料理も組み込まれている
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長いカウンターが印象的な「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の店内
長いカウンターが印象的な「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の店内
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 最後のおすすめは、今やバンコクでは欠かせなくなった高級&最新のレストラン体験だ。2018年には星つきガイド「ミシュラン」が上陸するなど、バンコクは今、グルメブームの真っ盛り。2016年と2017年には、タイ政府は、国境を超えて人気のレストランをランキングする「アジアのベストレストラン50」の授賞式をバンコクに誘致した。レストランに詳しい人なら、4年連続でアジアの1位を獲得した、インド人シェフが手がけるバンコクのレストラン「ガガン」という名前を聞いたことがあるかもしれない。

  「キングパワー・マハナコーンビル」のルーフトップバーで、サンセットを見ながら食前酒を楽しんだら、そのまま出かけたいのが「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」。日本にもある、あのロブションのバンコク店で、ミシュラン1ツ星を獲得している。キングパワー・マハナコーンビルの別棟マハナコーン・キューブにあるという立地のよさに加えて、日本よりちょっぴりリーズナブルに味わえるのも嬉しい。

 さらに見逃せないのが、バンコク店を任されているフランス人シェフの腕のよさ。アジア各国に展開するロブションのレストランの中でも、クオリティの高い料理を味わえる。

「R-HAAN(アーハーン)」では伝統的な食材や器を、モダンなアレンジで提供する
「R-HAAN(アーハーン)」では伝統的な食材や器を、モダンなアレンジで提供する
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主役は魚料理。料理に合わせてタイ産のワインも用意している
主役は魚料理。料理に合わせてタイ産のワインも用意している
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 もう1軒、いま注目したいのがトンロー地区にある「R-HAAN(アーハーン)」。こちらもミシュランの1ツ星を獲得している。前出のロブションが「フランスの味をアジアに届ける」ことがコンセプトなら、こちらは「地元タイの伝統の味を世界に届ける」がコンセプト。タイ古来の食事スタイルであったという「魚・米・水(汁もの)」をベースに、宮廷料理まで発展したというタイ料理の原点は、一汁一菜に慣れ親しんだ日本人も共感しやすい。

 魚料理、ごはん、スープを中心としたメニューの食材のみならず、料理をのせる器や、ダイニングを彩るアートまで、ほぼ100パーセントが「メイド イン タイ」。まだ新しく取り組み始めたところで、安定しているわけではないが、これからが楽しみなレストランだ。

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