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【原発最前線】「われわれだけ走りきれなかった」 泊原発、審査5年半も再稼働遠く

北海道電力泊原発=北海道泊村
北海道電力泊原発=北海道泊村
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 北海道電力泊原発の再稼働に向けた安全審査が、開始から5年半を過ぎた現在も終わる見通しが立っていない。敷地内の断層を「地震を引き起こす活断層ではない」とする北電の主張が、原子力規制委員会の理解を得られないためだ。活断層である可能性を「否定できない」と結論づけた規制委に対し、北電は26日の審査会合で規制委の結論を受け入れず、反証の材料を集めるため追加調査を行う意向を示した。さらなる審査の長期化は必至な情勢だ。期待された道内の安定電源としての役割を担える日は来るのか。(福田涼太郎)

いらだつ規制委

 「現有データでの詳細な検討は困難と考えている。追加調査を実施した上で、改めて回答させていただければと思います」

 東京・六本木の原子力規制庁で26日開かれた審査会合。北電側の担当者は冒頭、1号機の原子炉建屋近くを通る「F-1断層」について、追加調査でデータ拡充を図った上で、改めて活断層か否かを判断する方針を示した。2月22日の前回審査会合で活断層の可能性を「否定できない」とした規制委の指摘に対する“回答”だった。

 北電側が方針を変えずに再び立証を続けるか、活断層であることを受け入れて地震対策を強化するか。どちらを選択するかが注目されていたが、答えは前者だった。

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