PR

ニュース プレミアム

【プールサイド】泳いで稼ぐ時代へ 高額賞金大会、27日開幕

新設された賞金大会に出場し、活躍が期待される渡辺一平
新設された賞金大会に出場し、活躍が期待される渡辺一平
その他の写真を見る(1/3枚)

 優勝すれば1万ドル! 世界のトップ選手だけで争う競泳の「チャンピオンズ・スイム・シリーズ」が27日、中国・広州で開幕する。シリーズは3大会で、5月にブダペスト、5~6月に米インディアナポリスで行われる。国際水泳連盟が新設した。

 特徴は、レースに高額賞金がかかっていること。予選は行わず、決勝のみ各種目4人で勝負する。1位は1万ドル(約110万円)、2位は8000ドル、3位は6000ドル、4位は5000ドルで、世界新記録を樹立すると2万ドルのボーナスがつく。

 もっとも参加するには、高いハードルがある。国際水連から招待を受けた五輪、世界選手権のメダリストや世界記録保持者、世界ランキング上位者のみが出場できる。

 日本からは、男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)▽2016年リオデジャネイロ五輪男子200メートルバタフライ銀メダルの坂井聖人(セイコー)▽12年ロンドン五輪男子200メートル背泳ぎ銀メダルの入江陵介(イトマン東進)-の3選手が参戦する。

 中国大会とブダペスト大会に出場予定の渡辺は、17年世界選手権金メダルの宿敵、チュプコフ(ロシア)と隣のコースで泳ぐ。4月の日本選手権では、前半から飛ばして独泳する展開となり、2分6秒67の世界記録まで0秒35届かなかった。

 この連戦でチェプコフの驚異的なラストスパートを体感することが今後の強化につながり、勝つことができれば、夏の世界選手権(7月、韓国)へ弾みがつく。渡辺は「世界選手権前にすごいメンバーと勝負できる。負けていいとは思っていない」と気合十分だ。

 肩の痛みで日本選手権4位となり、世界選手権の代表入りを逃している坂井は、追加選考の場となる5月30日からのジャパン・オープンが控えるなかでの出場。「強豪選手と戦って刺激がもらえると思う。周りの選手の泳ぎも盗んでみようかな」と短期間で競技力向上を図る考えだ。

 競泳界のさらなる発展、進化の期待がかかる「チャンピオンズ・スイム・シリーズ」だが、一方で、夏の“本戦”前に行われるため、選手の肉体的負担を懸念する声も。世界選手権や五輪にどのような影響を与えるのかも、注目されることになりそうだ。(運動部 西沢綾里)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ