PR

ニュース プレミアム

【政界徒然草】的外れな「忖度」批判では済まされない関門新ルート

昨年12月、下関北九州道路への思いを訴えた自民党の吉田博美参院幹事長=北九州市(大森貴弘撮影)
昨年12月、下関北九州道路への思いを訴えた自民党の吉田博美参院幹事長=北九州市(大森貴弘撮影)
その他の写真を見る(1/5枚)

 塚田一郎元国土交通副大臣の「忖度(そんたく)」発言を足がかりに、野党や一部マスコミは関門新ルート(下関北九州道路)整備構想について、「安倍晋三首相への忖度」「利益誘導」と批判している。実際は地元が災害時などを想定して長年熱望してきたのであり、国の直轄調査への引き上げを忖度や利益誘導の結果と見なすのは無理がある。構想が政局に巻き込まれて頓挫しないか懸念される。

「安倍麻生道路」とレッテル貼り

 道路は、首相の地元・山口県下関市と麻生太郎副総理兼財務相の地元に近い北九州市を結ぶ構想だ。塚田氏は4月1日、北九州市で開かれた福岡県知事選候補の集会で「私はすごくものわかりがいい。すぐ忖度する。首相や副総理がそんなことは言えない。でも私は忖度する」と発言した。

 道路整備で首相や麻生氏の地元に便宜を図ったと受け取られかねない問題発言である。野党側は「安倍麻生忖度道路」(立憲民主党の辻元清美国対委員長)と政権批判を展開した。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ