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大阪の唯一の村で「大人の棚田塾」千早赤阪村の賭け

 そんな棚田塾の取り組みも今年3月でひとつの区切りを迎えたが、終わってはいなかった。「1年で終わるのはもったいない」との声が塾生たちの中から上がり、ノウハウを学んだ30代から70代の男女6人は、再び同じ場所での米作りに励むことを決意した。

 平成30(2018)年度では「棚田の会」が手がける棚田15枚(約1190平方メートル)のうち、塾生たちが担当したのは約4分の1にあたる4枚分(約315平方メートル)。だが、今回は15枚すべてを受け持つことになる。別所さんは、できる限り棚田での米作りを続けたいとしたうえで「不安もあるが、自分たちの取り組みを多くの人に知っていただき、1人でも多くの仲間が増えてくれれば」と話した。

 棚田は通常の水田と比べて収穫量が少なく、米作りだけで生計を立てるのは厳しい面もある。その中で上地さんは、下赤阪の棚田が大阪市中心部まで車などで約1時間という場所にある点を挙げ「大阪市で暮らす人が、週末だけここへ来て米作りをすることも可能と思う」と提案。同時に、塾生らが棚田を守るため立ち上がったことについて「棚田塾をやってきて本当によかった」と後継者たちの誕生に、喜びをかみしめるように語った。

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