PR

ニュース プレミアム

【駅メロものがたり】JR一ノ関駅「夕暮れ時はさびしそう」NSP 一関高専と地域振興

 駅メロを発案したのは勝部修市長(68)。「学生時代によく聞いていた。派手さはないけれどメンバーが一関高専出身、磐井川がテーマとの縁もあった」と話す。一関高専には、県内全域から理系を志す生徒が集まり、昨年の全国高等専門学校ロボットコンテストで6年ぶり3度目の優勝を果たしており、地域の誇りのような存在だ。

 平賀さんら3人のN.S.Pは、ヤマハのポピュラーソングコンテストでの受賞をきっかけに、一関高専在学中の昭和48年にデビュー。「夕暮れ時-」は、天野さんがその前後に作った。「『いい曲ができた』と、メンバーのたまり場になっていた僕の下宿にギター抱えてやってきて、何度も弾き語りしてくれた。でも出だしが『お経』みたいに聞こえて僕も中村君もピンと来なかった」(平賀さん)とお蔵入りになる。

 だが発表したシングル3枚の売れ行きが芳しくなく、就職試験にメンバー3人とも失敗。「ヒット曲がなければ他の人の前座しかできない」と上京。4枚目のシングルを決めるに当たり、天野さんが「どうしても『夕暮れ時-』を」と主張、他の2人が折れた。オカリナとストリングスによるアレンジが郷愁を誘う仕上がりになった。「『さびしそう』という歌詞に東北ならではの温かさがある」と平賀さん。「ヒット後はコンサートに若い女性が増えて、黄色い歓声が飛ぶようになった」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ