PR

ニュース プレミアム

【大人の遠足】茨城「大洗町 幕末と明治の博物館」 時代の節目を生きた志士たち

幕末の志士の息吹を伝える「大洗町 幕末と明治の博物館」=3月14日、茨城県大洗町磯浜町(永井大輔撮影)
幕末の志士の息吹を伝える「大洗町 幕末と明治の博物館」=3月14日、茨城県大洗町磯浜町(永井大輔撮影)
その他の写真を見る(1/3枚)

 太平洋を望む松林に囲まれた茨城県大洗町の高台に、幕末の日本を駆け抜けた志士たちの息吹が聞こえる。幕末から明治の思いを未来へ伝える「大洗町 幕末と明治の博物館」(旧常陽明治記念館)は広大なキャンプ場の一角にあり、開館から80年以上、国の未来を案じ、躍動した人々の思いを後世に伝えている。

皇室関係者が来訪

 同館は昭和4年4月、明治天皇像を納める「聖像殿」を開館したことを機に始まった。長嶺家光館長によると「ここは茨城県一、皇室関係者が訪れる場所」という。前回の茨城国体が開催された49年、皇太子時代の天皇、皇后両陛下も訪問されている。歴代の皇室関係者をもてなした貴賓室は今も残っており、特別な機会に一般開放されてきた。

 ここが皇室との関係が深い背景には宮内大臣として明治天皇から厚く信頼された創立者、田中光顕(みつあき)の存在が大きい。「明治維新の先駆けである水戸藩ですが、幕末の内部抗争により、新政府で水戸藩の人間が重役に就くことはなかった」と長嶺館長。

 田中は明治維新先駆けの地、水戸に幕末の歴史を顕彰する施設を作ろうと尽力した。明治天皇像やご下賜(かし)品をはじめ、幕末の志士や明治の元勲の書画、美術工芸品を寄贈して博物館の充実を図った。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ