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台風から半年 和歌山・川湯温泉の老舗旅館が再開

和の建物が外国人観光客にも人気の亀屋旅館=和歌山県田辺市本宮町
和の建物が外国人観光客にも人気の亀屋旅館=和歌山県田辺市本宮町
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 川をせき止めてつくった巨大露天風呂「仙人風呂」で知られる和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉。昨年8月の台風20号で温泉街を流れる川が氾濫し、宿泊する全11施設が床上浸水の被害に遭った。このうち10施設は12月までに営業を再開。残る1軒、江戸時代創業の老舗「亀屋旅館」はなかなかめどが立たず心配されたが、被災から約半年の今年3月1日、ようやく再開にこぎ着けた。同旅館の代表で仙人風呂実行委員長も務める小淵誠さんは「完全復旧ではないが、一人でも多くの方に来ていただきたい。それが僕らの励みにもなります」と話している。(井上亨)

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 仙人風呂は、温泉街を流れる熊野川の支流・大塔川(おおとうがわ)の一部をせき止め、川底から湧く約73度の源泉に川の水を引き入れ、約40度の湯加減にした露天風呂。

 湯船は長さ約40メートル、幅約15メートル、深さ約60センチもある。千人が入れるほどの大きさで、仙人がいそうな山間にあることから「仙人風呂」と名付けられた。冬期の間だけ開設され、無料開放している。

 仙人風呂近くにある亀屋旅館は、昭和3年建築の木造2階建ての本館(国の登録有形文化財)に厨房(ちゅうぼう)や宿泊客が食事をする部屋があり、客室は木造2階建ての別館1~2階の各5室。部屋からは大塔川を見下ろせ、山間の温泉らしい風情が楽しめる。

 その大塔川が昨年8月の台風20号で氾濫。川湯温泉は亀屋旅館を含む全11の宿泊施設が床上浸水で休業を余儀なくされた。

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