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【ニュースの深層】政府後押し「子連れ出勤」に議論噴出

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 職場に子供を帯同する「子連れ出勤」をめぐり、幼い子供を持つ保護者らの間で議論が噴出している。「選択の幅が広がる」と歓迎する意見の一方で、「仕事に集中できず、効率が下がる」とする声も。働き方改革の一環として、政府が後押しする姿勢を表明している子育て出勤だが、専門家が各家庭の子育て現状や個別の職場環境を精査する必要性を指摘するなど、本格導入にはなおハードルがありそうだ。(植木裕香子)

仕事に悪影響なし

 「赤ちゃんはお母さんと一緒にいるのが何より大切です」

 今年1月、子連れ出勤を認めている授乳服メーカー「モーハウス」(茨城県つくば市)を視察に訪れた宮腰光寛少子化対策担当相はこう力を込め、子連れ出勤を後押ししていく意向を表明した。実際に、子連れ出勤に積極的に取り組む自治体向けに対する交付金拡充などが支援施策として打ち出されている。

 モーハウスの青山ショップで勤務する久米真穂さん(26)は、子連れ出勤を取り入れている一人だ。店では、1歳の長男を抱っこしながら接客にあたっている。泣き声などに不安もあるが、うまく授乳して寝かせるなどし、対応しているという。「子供と一緒にいたいけど、働きたいと思う人にとってはいい選択肢。仕事に悪影響を及ぼしていないと思う」と話した。

 学級閉鎖のため、同僚が子供を連れて会社に来たことがあるという東京都世田谷区の女性(40)も、目撃した。「子供は静かに宿題をしたり、読書したりしていたので業務に支障はなかった」と、前向きな姿勢を示した。

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