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【クローズアップ科学】AIがデザイナーを触発 東大でファッションショー

AIからインスピレーションを得てデザインされた、エマ理永さんのコレクション=3月20日、東京都目黒区の東京大(松田麻希撮影)
AIからインスピレーションを得てデザインされた、エマ理永さんのコレクション=3月20日、東京都目黒区の東京大(松田麻希撮影)

 人工知能(AI)は人間の知性を超えるのではないか。そんな不安が広がる中、AIの着想を生かして作ったドレスを披露するファッションショーが東京大で開催された。人間ならではの創造性が求められるファッションの分野に、AIはどんな影響を及ぼしたのだろうか。

AIが競争して前衛的なデザイン創出

 波打つような装飾や複雑で色鮮やかなプリントが施されたドレスに身を包んだモデルたちが、次々とランウェイに現れる。学問の府たる東大のキャンパスにいることを忘れてしまいそうな光景が目前に広がった。

 東大と理化学研究所のAI研究者と、ファッションデザイナーのエマ理永(りえ)さんがコラボレーションして3月に開催されたショー。披露されたドレスは、多くのデータから学習してパターンなどを見つけ出す「機械学習」や、学習結果から画像の雰囲気を変換する技術などを使ってAIにデザインを提案させ、エマさんが作り上げたものだ。

 まずエマさんがこれまでにデザインしたドレス500着の画像でAIを学習させた。その上で「エマさん風のドレスの画像を作るAI」と、「本当にエマさんが作った画像なのかを判定するAI」との間でやりとりを繰り返して、新しいデザインを創出した。

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