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【平成の証言】「STAP細胞は、あります」(26年3月~9月)

浮かない表情で記者会見に臨む、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー=平成26年4月9日、大阪市北区の新阪急ホテル(松永渉平撮影)
浮かない表情で記者会見に臨む、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー=平成26年4月9日、大阪市北区の新阪急ホテル(松永渉平撮影)

 31年4月30日の終わりに向けてカウントダウンが始まった平成時代。私たちが受け止め、発した言葉は時代の証言となって「あのとき」をよみがえらせます。「平成の証言」を、元年からひと月刻みで振り返ります。

平成26年3月

 「いつかばれるんじゃないかという気持ちはあった」(作曲家として活動した佐村河内(さむらごうち)守氏)

 「両耳が聞こえない作曲家」として知られた佐村河内氏(50)が、大学非常勤講師の男性(43)に楽曲を代作させていたことが分かり、佐村河内氏は7日、東京都内のホテルで会見して「私の嘘でご迷惑をおかけしました」と謝罪した。「テレビで取り上げられてから、自分が制御できないくらい大きな存在になってしまい、言い出せなかった」と胸中を吐露した佐村河内氏。NHKは「取材過程で気づけなかった」と異例の謝罪を行った。

26年4月

 「STAP(スタップ)細胞は、あります」(理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー)

 この年の1月、小保方氏(30)らが新たな万能細胞「STAP細胞」を作製したと英科学誌ネイチャーに発表した。小保方氏は「リケジョ(理系女子)の星」として注目を浴びたが、図表に捏造(ねつぞう)と改竄(かいざん)が指摘され、理研の調査委員会は不正を認定。小保方氏は4月9日に会見して不正を否定し、「作製に200回以上成功した」と主張した。しかし再現実験は成功せず、最終的に論文は撤回。共著者は自殺し、小保方氏は12月に理研を退職した。

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