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【大リーグ通信】フロント、指導者、経営者? イチロー元選手の気になる「今後」

【米大リーグ開幕戦アスレチックス対マリナーズ】8回で交代し、ベンチに下がるマリナーズのイチロー=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
【米大リーグ開幕戦アスレチックス対マリナーズ】8回で交代し、ベンチに下がるマリナーズのイチロー=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
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 日米で数々の記録を塗り替え、3月21日に現役引退を表明した大リーグ、マリナーズのイチロー元選手(45)。今後注目されるのが“セカンドキャリア”の動向だ。マリナーズではこれまでの功績と豊富な経験を評価し、イチロー元選手に対して球団フロント入りを要請する方針だが、イチロー元選手は会見でアマチュア球界への指導に興味を示した。日米を股にかけて活躍したレジェンドは、セカンドキャリアでも注目を集めることになりそうだ。

引退後も球団の「顔」

 「今日の試合を最後に日本で9年、米国で19年目に突入したところでしたけど、現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」

 3月21日深夜に行われた記者会見。東京ドームで行われた開幕2戦目のアスレチックス戦終了後、急遽(きゅうきょ)行われた記者会見でイチロー元選手は、自らの言葉で通算28年の現役生活を振り返った。

 その余韻も冷めやらぬうちに、イチロー元選手の「今後」が早くも日米で注目されている。米国メディアの報道などによると、マリナーズのディポト・ゼネラルマネジャー(GM)は「ファミリーの一員として残る」として、球団で何らかの役職を用意する意向を示したという。

 大リーグ通算3089安打を放ったレジェンドに対し、東京での開幕2試合を“引退試合”として誠意を示したマリナーズだが、現役引退後もイチロー元選手を球団の「顔」として位置づけるようだ。

豊富な財力生かす?

 研究熱心で実績も申し分ないイチロー元選手には、将来的に指導者としての期待もかかる。ただ、会見でイチロー元選手は「監督は絶対無理。これは“絶対”が付きます。人望がない。それぐらいの判断能力は備えている」と監督就任への意欲は現段階ではないことを明かしている。

 その一方で「アマチュアとプロの壁が日本の場合は特殊な形で存在している。小さな子供なのか中学生なのか、高校生なのか、大学生なのかは分からないですけど、そこには興味がある」と話し、アマチュア球界の指導に意欲を示す場面もあった。

 大リーグで名をはせた一流選手の場合、経営の世界に転身するケースもある。ヤンキースで活躍したデレク・ジーターは、2017年オフからマーリンズの最高経営責任者(CEO)に就任し、球団経営に参画している。イチローの場合、現役時代の年俸総額だけでも約200億円(推定)に達するとみられるだけに、豊富な財力を生かして経営の世界に身を投じても不思議ではない。

 平成の野球界を席巻(せっけん)し続けたレジェンドは、セカンドキャリアでも唯一無二の存在となるのだろうか。(運動部 浅野英介)

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