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【太陽光発電は人を幸せにするか】(33)完工前に工事がストップ 斜面からは雨水が流れ…

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別荘地を登った先に造られた太陽光発電所=平成30年9月、静岡県河津町川津筏場(三枝玄太郎撮影)
別荘地を登った先に造られた太陽光発電所=平成30年9月、静岡県河津町川津筏場(三枝玄太郎撮影)
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 奈良市下狭川町(しもさがわちょう)。斜度が30度はあると思われる急斜面に太陽光パネルが敷き詰められている。だが、この太陽光発電所は機能していない。

 経済産業省・資源エネルギー庁の公開資料によると、売電権(ID)を持っているのは、中国地方の新聞社の子会社。

 この斜面の工事を行ったのは、注文住宅事業の「ハビタクラフト」(群馬県伊勢崎市)。平成22年、群馬県高崎市で昭和クラフトの名前で設立された同社は、MISAWA internationalと提携することで業績を伸ばし、同25年、東証TOKYOPROマーケットに上場を果たす。(注・MISAWA internationalとミサワホームに資本関係はなく、全くの別会社)

 ところが、MISAWAHABIRAと商号を変更した平成28年、東証への上場が廃止されてしまう。

 この間、ミサワホームの創業者で同社の経営不振の責任を取る形で引責辞任した三沢千代治氏が上場廃止の直前まで社長を務めていた。

 地元の人に聞くと、完工前に工事がストップしてしまい、機器はそのまま。雨が降ると土砂や雨水が麓まで流れてくるので、頭を悩ませているのだという。

 農作業をしていた地権者の男性に話を聞くと、一瞬、顔を曇らせた後、「自分で土嚢を積んだ。水がどうしても…ねっ」と言ったきり黙ってしまった。

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