PR

ニュース プレミアム

【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈712〉婚約問題は女性週刊誌にまかせれば

週刊文春と週刊新潮の表紙
週刊文春と週刊新潮の表紙

 「週刊文春」、今週(3月28日号)は60周年記念特大号。

 昭和34年4月8日、新聞各紙に1ページの大広告が掲載された。〈あさっては皇太子さまの御結婚・きょうは週刊文春の発売日〉。

 こんなコピーがついていた。

 〈文藝春秋を大きな航空母艦とすれば、「週刊文春」は、その甲板からとび立つ超音速のジェット機です〉

 表紙は美智子さま、グラビアには軽井沢テニスコートでの初々しいお二人。

 発行部数75万部。

 以来60年、今年が、天皇陛下退位の年になったというのも感慨深い。

 グラビアの特別企画「決定的瞬間」、東大安田講堂で連行される若者、大阪万博のフィナーレ、引退試合で涙を拭う長嶋茂雄など、一枚一枚が貴重な時代の証言だ。もっとページを取ってもよかったのでは。

 で、今週号のトップは「眞子さまを傷つけた紀子さまのお言葉」。

 このところ「文春」「週刊新潮」が毎号のように眞子さまの婚約問題を取り上げているのはいかがなものか。

 しかもコメントは「秋篠宮家周辺」「宮内庁幹部」「小室家周辺」「宮内庁関係者」……など、ほとんど匿名。

 この程度の内容なら女性週刊誌にまかせておけばどうか。

 自民党・二階俊博幹事長の「安倍4選」発言で政界がザワついているが、「文春」の人気連載コラム「激辛インテリジェンス」で飯島勲さんが4選ならぬ、〈安倍総裁任期は2024年まで延長せよ〉。

 飯島さんが言うのなら、あるかもと思わせる。

 「ニューズウィーク日本版」(3・26)の特集は「5Gの世界」。

 5Gとは、第5世代移動通信システムのことで〈移動通信の情報量が2010年の1000倍以上になると予測され〉〈5G関連ビジネスだけを見ても3兆5000億ドル規模〉。

 具体的には、たとえば〈発した言葉はそのまま瞬時に多言語に翻訳できる〉などなど。

 人間が退化しないのか。(花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ