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“封印”映画上映で波紋「ゆうばり映画祭」 閉幕後も問題提起

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」フィナーレで記念撮影を行う受賞者関係者ら=3月10日、北海道夕張市(杉浦美香撮影)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」フィナーレで記念撮影を行う受賞者関係者ら=3月10日、北海道夕張市(杉浦美香撮影)
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 北海道夕張市で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」が3月7日から4日間の日程で開かれた。オープニング作品にはキム・ギドク監督の暴力やセクハラ問題で“封印”されている「人間、空間、時間、そして人間(仮題)」が上映され、波紋を呼んだ。閉幕後には、審査委員長を務めた映画監督の作品が公開の是非を問われるなど、はからずも問題提起の祭典となった。

韓国の団体から質問状

 ギドク監督は「嘆きのピエタ」で2012年、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞、ドキュメンタリー「アリラン」ではカンヌ国際映画祭の「ある視点部門作品賞」を受賞するなど世界的に評価が高く、日本のファンも多い。

 しかし17年、演技指導の名目で殴られたとして出演女優に告訴され、罰金命令が出された。別の女優からは性的暴行を訴えられ、韓国では「人間、空間…」の上映は見送られた。

 今回、同作がオープニング作品に選ばれると、韓国で大きく取り上げられ、韓国の女性団体から実行委に「上映しないでほしい」として、上映理由を問う抗議文が送られてきた。

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