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【TVクリップ】「僕が笑うと」井ノ原快彦 笑顔で深まる家族の絆

ドラマ「僕が笑うと」主演の井ノ原快彦(萩原悠久人撮影)
ドラマ「僕が笑うと」主演の井ノ原快彦(萩原悠久人撮影)
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 「血のつながりがあるから親子の仲が良いとか、つながりがないから絆が生まれないとか、そういうことって本当にない。家族ってどこにでも生まれるなって」

 関西テレビが開局60周年の特別ドラマとして制作した今作。太平洋戦争下の大阪を舞台に、孤児5人を養子として引き取った大学助教授で植物研究者の鈴木重三郎(しげさぶろう)を演じての率直な感想だ。

 感情をあまり出さず、口を開けば研究のことばかりで「仕事人間」という風変わりな重三郎が、子宝に恵まれない妻の誠子(せいこ)(上戸彩)から懇願され1人目の養子として男の子を迎え入れるのは昭和12年。初めは子育てに戸惑う重三郎だったが、自分が笑えば子供も笑う日常にやがて、子育ては生きがいだと思い始める。タイトルにもある重三郎の笑顔こそ温かな家族の源となっていく。

 「結局、育てるんじゃなく、一緒に育っていくところに、途中で夫婦ともども気づいていくんですよね。それが幸せなんだなって感じられる瞬間がいっぱいありましたね」

 そして、太平洋戦争真っただ中の18年。鈴木家は男女5人の子供たちを育てる大家族となっていた。戦争は次第に鈴木家にも影を落としていくが…。「後半にいくにつれ戦況が悪化していくんですけど、幸せ度が増していく、なぜか絆が深まっていく」という物語の展開にも注目だ。

 この時期に戦時下を舞台としたドラマが放送されることについては、「8月とかになりがちで、その時期にやると意味は持つけど、いつ放送してもこれ、いいんだって思ったんですよね」。改元まで1カ月余りと平成が間もなく終わるタイミングでの放送でもある。

 「世の中的にもこれから変わる時期で、そういうときに何か今一度、『大事なものって何だろう』『案外近くにあるよね』っていうことを見つめたい」

 ともに演技に臨んだ子供たちと撮影の合間にゲームの話をした。

 「シャイな子がニコっとしたとき心から良かった」と思っただけに、報道で触れる児童虐待に関する事件には心を痛めている。

 「虐待全般ですが、絶対的に否定したい。社会全体が考えなければいけないし、(このドラマで)気づいてくれというおこがましいことは言わないが、ふと手を止めて見ていただけるだけでも違うんじゃないかな」(文化部 大塚創造)

●26日午後9時半 フジテレビ

 井ノ原快彦(いのはら・よしひこ) 昭和51年、東京都出身。平成3年にドラマデビューし、7年に人気グループ「V6」のメンバーとしてCDデビュー。ドラマやバラエティー番組などで活躍し、「イノッチ」の愛称で親しまれている。22年から30年までNHKの平日朝の情報番組「あさイチ」のキャスターを務めた。現在はテレビ東京の「出没!アド街ック天国」(土曜午後9時)で司会を務める。

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