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なでしこ、W杯に課題と収穫 国際親善大会が突きつけた現状

イングランド戦で戦況を見守る高倉監督。内容的には力不足を痛感させられる大会となった(共同)
イングランド戦で戦況を見守る高倉監督。内容的には力不足を痛感させられる大会となった(共同)
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 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」が、2~3月に米国で開催された4カ国対抗の国際親善大会「シービリーブス杯」を1勝1分け1敗の3位で終えた。結果以上に圧倒された内容は6月開幕のワールドカップ(W杯)フランス大会での厳しい戦いを予感させた一方、高倉麻子監督の狙い通り、多くの若手が得難い経験を積む貴重な3試合にもなった。

 シービリーブス杯には国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位の日本、同1位の米国、同4位のイングランド、同10位のブラジル(ランキングは大会開幕直前のもの)が参戦。2月27日から3月5日にかけ、1回戦総当たりのリーグ戦で争われた。

 日本は初戦で米国に2-2で引き分けると、続くブラジル戦には3-1で勝ち、最終戦でイングランドに0-3で敗れた。

 内容的には全敗が妥当だったかもしれない。いずれのゲームもスピードやパワーといったフィジカル面で惨敗。各国に両サイド、とりわけ左サイドを切り刻まれた。空中戦でも圧倒され、セカンドボールの奪い合いで後手を踏んだ。

 積極的にプレッシャーをかけてきた米国とブラジルには試合を支配され、早い時間帯にリードを奪ってからはカウンター主体となったイングランドの堅守も崩しきれなかった。

 勝ったブラジル戦後も高倉監督は「なかなか自分たちでボールを動かすことができなかった」と振り返り、全3試合を終えると「まだまだチーム力としては足りない」と総括。中盤で攻守に奮闘した長谷川唯(日テレ)は、「ブラジル戦のように勝ち切れた試合もあってよかったが、内容は本当にまだまだ」と力不足を認めた。

 光明もあった。際立ったのは決定機を見逃さない集中力だ。自陣でのほぼハーフコートゲームのような時間が続いたブラジル戦の前半44分には、ワンチャンスを生かして先制点を奪取。同点に追い付かれて迎えた後半36分の決勝点も、劣勢からのカウンターで奪ってみせた。

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