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【太陽光発電は人を幸せにするか】(30) 発電所の土砂が家屋を流した 住民は補償も受けられぬまま

 土砂流出を起こしたのは、こうしたことも背景にあり、工事がずさんになったのかもしれない。

 「愛媛の貸金業者」は咲良コーポレーションという。同社の主張によると、ピクセル社は、当時、ルクソニアの太陽光発電事業における売掛金債権を咲良側に譲渡する約束になっていた。ところが約束の29年8月末になっても入金がなかった。そこで咲良は「ルクソニアとピクセル社が通牒して、架空の話をもちかけて詐害行為を働いている」と主張したのだ。

 最終的に咲良コーポレーションはピクセル社を相手取り、東京地裁に約2億2000万円の損害賠償を求めた。

 1審の東京地裁は咲良コーポレーションの主張を認め、「発電所をルクソニアが施工する可能性はなかった。売掛金債権は架空のものだった」と判示した。

 だが、ピクセル社側は控訴し、東京高裁で係属中だ。

 先の関係者はこう言う。「こうしたトラブルが続き、今のルクソニアに当時を知る社員はほとんど残っていません」

 実はこの太陽光発電所は完成とほぼ同時期に北海道ニセコ町の別荘・不動産管理会社「アンヌプリ・ヴィレッジ」という会社に売電権(ID)が移っている。またIDの一部は「イノベック」も所有している。

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