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東京五輪の聖火 最終ランナーを予想する

 吉田さん、野村さん、北島さんの3人は、近年の傾向の全ての条件にあてはまり、最有力候補だろう。さらに体操界では具志堅さんのほかに小野喬さん(1964年東京大会の日本選手団主将、金5個などメダル13個獲得)、現役では内村航平選手(五輪個人総合2連覇中、金3個などメダル7個獲得)の名前も挙がる。

 澤さんは五輪メダリストであるうえ、2011年には世界最優秀選手に輝いており、最終日のランナーに選ばれる可能性は高い。三浦、大坂両選手はやはり国際的知名度が高く、開会式のスタジアムに登場すれば大いに盛り上がるはずだ。

羽生選手は世界的知名度は抜群だが…

 羽生選手は冬季五輪組の代表格。被災地(宮城県)出身でもあり、あらゆる条件があてはまる。しかし、最終ランナーとしてはどうか。「聖火ランナーは2度走らない」という暗黙の掟もあり、羽生選手は宮城県内での聖火リレーの「目玉」として選ばれる可能性もある。

 さらに、1964年東京大会金メダリスト組としては、重量挙げの三宅義信さん、「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボール代表などの起用も考えられる。

 リオ大会では当初、最終ランナーはサッカー界の「王様」ペレだった。しかし、健康状態が良くなく、本人が断った経緯がある。日本のスポーツ界のレジェンドと言えば、やはり、長嶋茂雄さん。国技である相撲界からは、元横綱稀勢の里(現・荒磯親方)を起用する案もあるだろう。

 では、今回大会で聖火台に火を灯す「最終ランナー」は誰か。個人的には、震災からの復興をうたった五輪という意味でも「3・11の被災地で生まれ育った少年・少女アスリート」だとうれしい、と思っている。

 点火式は、狂言師の野村萬斎さんが総合統括責任者として演出する開会式に含まれている。栄えある最終ランナーは一体誰になるのか、点火の方法はどうなるのか。楽しみだ。

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