PR

ニュース プレミアム

極寒の知床 流氷の津波に備えた避難訓練に同行した

Messenger

 避難訓練の実施日は、毎年行われる、除雪ボランティアの日にした。除雪ボランティアとは、観光客が流氷を見やすくするため、ガードレールの雪を落とす作業だ。全国から集まるボランティアに、避難訓練にも津波に遭遇した観光客として参加してもらった。

 まずはボランティアだ。2月8日午前9時、住民やボランティア約180人が道の駅に集合。海岸沿いを走る国道334号に出動し、ガードレールにびっしりたまっている雪をスコップで落としていった。零下13度。猛烈な寒波が襲う中、黙々と硬い雪を海に落とす。

 記者もスコップを持たせてもらった。雪は固まっている。ガードレールを乗り越えて海側で雪を海に落とすときには「もし落ちたら」と恐怖がよぎった。

 海に目を向けると、着岸した流氷が広がる。時には雪がやみ、日が差す。そんなときの流氷の美しさはたとえようもない。

 約1時間半。雪かきを終えた住民らはいったん自宅などに帰宅。ボランティアは道の駅やホテルなどで待機した。次は避難訓練だ。

鳴り響く津波サイレン

 午前11時15分、津波のサイレンが鳴り響いた。網走沖にマグニチュード7・3、最大震度6強の地震が発生し、津波警報が発令されたという想定だ。到達まで約15分。住民たちは徒歩や車で高台にあるウトロ漁村センターや学校を目指した。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ