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【太陽光発電は人を幸せにするか】(27)警察も動いたパネル「盗難」騒動

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電現ソリューションが分譲した太陽光発電所。架台を除いてパネルが持ち去られて殺風景な姿を晒していた=平成30年1月、栃木県大田原市市野沢(三枝玄太郎撮影)
電現ソリューションが分譲した太陽光発電所。架台を除いてパネルが持ち去られて殺風景な姿を晒していた=平成30年1月、栃木県大田原市市野沢(三枝玄太郎撮影)
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 最盛期は50億円を超す売り上げがありながら、平成29年10月に突如、倒産した電現ソリューション(東京都港区)。

 平成30年2月27日、東京地裁で開かれた債権者集会には50人を超す債権者が集まっていた。

 その場で問題になったことの1つは、栃木県大田原市の太陽光発電所の「パネル盗難」騒動だ。

 「倒産した直前までは間違いなくあったんだ。御社の誰かが持って行ったんでしょう」

 口調こそ荒らげてはいなかったが、集会に立った会社関係者を難詰する声が廊下まで聞こえてきた。

 「パネルは別の場所に置いてあります」

 「別の場所ってどこですか」

 「今、ここでは…」

 堂々巡りの議論が続く。出てきた人に聞くと、数千万円規模の損失を被った人が多く、7割ほどは個人だという。

 電現ソリューションは、平成29年3月、東京国税局査察部の強制調査(査察)を受けた。重加算税などを追徴され、資金繰りが一気に悪化した、と債権者集会で岩崎聡樹社長は説明した。

 帝国データバンクによると、同社が組成する特別目的会社では147件の太陽光発電所を保有し、投資企業に売却する契約を締結したものの、一部しか売却が実現しなかったため13億5000万円の違約金を支払う羽目となったのだという。

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