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【ダニーの棋食徒然】トッピングは出前の華 個性も戦型も反映!?

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 トッピングこそは出前の華だ。筆者の本業である将棋においては、中盤の独自の構想こそが、その棋士の華だといわれることも多い。その理由は、一局の形が決まる経過には、まさにその構想に拠(よ)るところが大きいからである。それと同様に、対局中の出前を、その棋士個人の注文として彩るのはトッピングなのである。

 今年より関西将棋会館において、夕食のメニューに「カレーハウスCоCо壱番屋」からの出前が加わることとなった。出前はどうしても同じものを頼みがちになるところに、非常に嬉(うれ)しい知らせである。というのも、カレーはいろいろなものをトッピングすることができるため、同じものを頼むことによる飽きをある程度コントロールすることが可能だからだ。

 余談ではあるが、筆者はトロトロの半熟卵を愛しており、カレーのみならず担々麺などさまざまな店でトッピングに注文することが多い。

 棋士ならではのトッピングももちろん存在する。近年では、多種多様な麺類に対局中に力をつけるための餅トッピングが多くの棋士によって試されることがあった。将棋の戦型のみならず注文までも最新研究を追ったり、自分の道を通したりするのが将棋界の面白いところである。

 最近では永瀬拓矢七段が鮭や山菜、卵の入ったミックス雑炊に納豆をトッピングし、加えて唐揚(からあ)げを頼むといった、いかにも粘りやスタミナがつきそうなメニューを“定跡”としている。

 読者諸賢も自分なりのトッピングをさらに推し進める、あるいは家族や知人のトッピングを研究することによって、独自メニューを極められてはいかがだろうか。   (将棋棋士 糸谷哲郎八段)

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