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【メディア会見録】2月〈下〉TBS社長「女子プロ側主張、理解できず」

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 2月に行われたテレビ・ラジオ各局の会見では、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が放映権の一括管理を求めていることに絡み、TBSの社長が、「LPGAの主張は残念ながら一方的で、とても理解できない」と批判した。

「常時同時配信に乗り出す考えない」

 日本テレビ会見、2月25日午後2時~

 《日本テレビが今年1月に中継した箱根駅伝では、視聴率が復路31・4%、往路30・7%と初めて両方で30%を超えて過去最高を記録。また、インターネットへの同時配信も行われ、最大同時接続数は約11万5000、再生回数も前年比で184%と好調だったことに絡み、大久保好男社長が発言した》

 大久保社長「箱根駅伝は歴代最高の視聴率であったし、配信も前年に比べ増えた。沿道で見ている方々は配信で見ている方が多いと聞いている。いろいろな視聴の形があったんだろうと思う。レース展開が興味深かったことが、配信でも地上波でもたくさんの方に見ていただいた一番の原因かなと思う」

 大久保社長「同時配信の今後の展開については、かねてから言っているが、24時間の常時同時配信に乗り出す考えは、事業性の観点から現時点ではない。ただ、スポーツイベント、自然災害など緊急事態については同時配信する。それ以外は今後、ケース・バイ・ケースでやっていく」

「さまざまな大型企画を続々と投入」

 テレビ朝日会見、2月26日午後2時~

 《角南源五(すなみ・げんご)社長が視聴率動向について語った》

 角南社長「1月クールの視聴率は、三が日のゴールデン(午後7~10時)、プライム(午後7~11時)の2冠を皮切りに好発進している。木曜ミステリー『刑事ゼロ』は民放連続ドラマの中では初回視聴率1位でスタートしたのに加え、『相棒season17』も好調を維持している。朝のベルト番組『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』の好調を下支えに、全日(午前6時~午前0時)、ゴールデン、プライムは(民放キー局5局の中で)2位という状況」

 角南社長「テレビ朝日は今年、開局60周年を迎え、さまざまな大型企画を続々と投入していく予定ですのでどうぞご期待ください」

「放送断念の可能性もある」

 TBS会見、2月27日午後3時~

 《日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が平成29年夏以降、テレビ放映権をLPGAが一括管理することを各大会の主催社や放送局に求めていることについて、佐々木卓(たかし)社長が見解を述べた》

 佐々木社長「LPGAの主張は残念ながら一方的で、とても理解できない。(サッカーの)Jリーグはチケットを販売するとか、スポンサーを探してくるとか、リスクを取って興業を担当しており、そういうスポーツ団体が放映権を持つのは当たり前だが、LPGAは、このいずれも負っていない。全く状況が違うのに放映権を主張するのは理解に苦しむ」

 佐々木社長「TBS系列の放送局に対し、LPGAが『覚書にサインをしていないと大会を開催する意思がないとみなす』と主張したので、苦渋の決断で覚書にサインをしたと聞いている」

 佐々木社長「放映権の意見が対立したたままのものを、普通は放送しないが、選手に迷惑をかけることにもなるし、ファンのことも考えて、今年は放送しようと思っている。しかし、来シーズンに関しては協議が進まないなら、TBS系列の主催者もサインしないかもしれない。TBSとしても、放送を断念せざるをえない状況になる可能性もあるな、と思っている」

「視聴者の見たい番組がかなり短期間に変わる」

 テレビ東京会見、2月28日午後3時~

 《テレビ東京の1月クール(平成30年12月31日~31年2月24日)の視聴率について小孫(こまご)茂社長が所感を述べた。視聴率は、ゴールデン(午後7~10時)=6・1%(前年比0・3ポイント減)▽プライム(午後7~11時)=5・6%(前年比0・3ポイント減)▽全日(午前6時~午前0時)=2・8%(前年比同)-となっている》

 小孫社長「残念ながら1月クールは現状までゴールデン、プライムそれぞれちょっと下がっている。全日はなんとか前年比で横ばいで推移しているが、目標としている数字、狙っている水準よりは若干低めで推移している」

 「視聴率が全てではありませんが、視聴率から拝見する限り、視聴者のみなさんの見たい番組が、かなり短期間に変わる。そういう足の早さを感じている。それにテレビ東京は若干、微妙に遅れているといえる。『おっ、これ新しいな』という、これまで見たことのないような番組が、なかなか出せないでいる。それが、テレ東にチャンネルを合わせていただけない理由になっているのかな、と分析しつつ、巻き返しを図ろうと考えている」(文化部 大塚創造、兼松康)

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