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【軍事ワールド】47年前の戦闘機がよみがえる 米空軍の「F-15イーグル」新規再生産・配備の理由

 だが車と違って、戦闘機の場合は操縦や整備、そして整備用の各種機器や工具までが専用で、機種を変えれば操縦者や整備員の再教育から始めなければならない。こうした「戦闘機を運用するインフラ」を考慮に入れれば、同じ機種を再生産し、新品を供給するという計画は、予算=コスト面で優れた選択肢だ。

 もちろん、一度廃した生産ラインを再設置するような案では、失われた治具を作り直し、熟練工を呼び戻すなど多くの作業が必要となり費用面で折り合わないが、F-15は違う。

 量産当初こそ採用国は米国のほか日本にサウジアラビア、イスラエルという「経済的に裕福な国」もしくは「軍事的脅威にさらされている国」に限られていたが、量産が進むにつれシンガポールや韓国などが採用を決め、ボーイング社セントルイス工場でのF-15生産は継続。現在も最新型のF-15SA(サウジアラビア向け)やF-15Q(カタール向け)製造のため生産ラインは稼働中だ。

米空軍のステルス戦闘機F-35Aライトニング2。F-15イーグル戦闘機はこの最新鋭機と「棲み分け」することになりそうだ=2018年7月、英フェアフォード基地(岡田敏彦撮影)
米空軍のステルス戦闘機F-35Aライトニング2。F-15イーグル戦闘機はこの最新鋭機と「棲み分け」することになりそうだ=2018年7月、英フェアフォード基地(岡田敏彦撮影)
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 その名は「エックス」

 米軍向けに再生産されるのは、カタール向け機材の「F-15Q」やボーイング社の自社開発案「アドバンスド」をベースにしたもので、E型(ストライクイーグル)の派生型である「F-15X」になる予定だ。

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