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【びっくりサイエンス】「異端」の惑星の故郷か 二重構造の原始円盤を発見

内側と外側で回転軸の傾きがずれた原始惑星系円盤の想像図(理化学研究所提供)
内側と外側で回転軸の傾きがずれた原始惑星系円盤の想像図(理化学研究所提供)

 地球などの惑星がほぼ同じ傾きで太陽の周りを回っているのに対し、ばらばらの傾きで恒星を回る惑星が近年、太陽系外で相次ぎ発見されている。その誕生現場とみられる天体を、理化学研究所や千葉大などの研究チームが発見した。不ぞろいな傾きの謎を解明する手掛かりが得られそうだ。

不ぞろいな惑星の軌道に論争

 惑星は銀河に漂うガスやちりが集まってできる。最初に原始的な恒星が生まれ、周囲にガスやちりが円盤のように回転する「原始惑星系円盤」ができる。円盤の内部でちりなどが集まることで、複数の惑星が誕生する。

 惑星が恒星の周りを回る軌道は、傾きがほぼそろっていることが多いとされてきた。だが、近年は傾きが不ぞろいの「異端」の惑星が次々と見つかっている。

 その理由は、最初はそろっていたが他の天体との衝突などで一部がずれたという説や、最初からずれていたという説もあり、論争が続いている。

円盤内で異なる傾斜 アルマ望遠鏡で観測

 研究チームは、南米チリにある電波望遠鏡アルマを使い、地球からおうし座方向に450光年(1光年は光が宇宙空間を1年間に進む距離)離れた恒星を観測。誕生直後の恒星で、周囲には直径240億~300億キロの原始惑星系円盤があることが分かっており、その状態を詳しく調べた。

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