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【太陽光発電は人を幸せにするか】(25)工事が中断…手付金を払えど施設はできず 完成物件も問題続々

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米軍関係者が住む借り上げ住宅の真上に迫るS社の太陽光発電所=平成30年3月、沖縄県うるま市川田(三枝玄太郎撮影)
米軍関係者が住む借り上げ住宅の真上に迫るS社の太陽光発電所=平成30年3月、沖縄県うるま市川田(三枝玄太郎撮影)
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 東京都内の病院に勤める30歳代男性医師は深くため息をついた。

 「こんなことなら解約したいと言ったんですが、応じてくれません。どうしたらいいでしょうか」

 この男性は太陽光発電所の分譲・販売を行っていたS社(東京都新宿区)に福島県相馬市の太陽光発電施設申込金として2350万円を支払った。平成28年3月、連系(電気が通ること)が始まった。

 ところが男性の所有する太陽光発電所の区画は、樹木や鉄塔が邪魔になり、ほとんど発電量がないときがあった。

 「ローンを組んでいたのですが、その支払いすらままならない状態になってしまいました」

 男性は邪魔な樹木を伐採するよう再三、S社に申し入れたが、同社は応じない。男性は東京地裁に提訴した。裁判は今も進行中だ。和解協議は決裂し、東京地裁は何らかの判決を下すものとみられる。

 最終的にS社は樹木の伐採に応じたが、それでも当初のシミュレーションより大幅に発電量が下回ったという。

 S社は全国数千カ所の土地にID(売電権)を持ち、それも多くが初期のものだったため、1キロワットあたりの売電価格が40円など高いものが多い。

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