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【駅メロものがたり】JR福島駅で甲子園の曲が流れる理由

JR福島駅=平成30年12月7日、福島市(藤沢志穂子撮影)
JR福島駅=平成30年12月7日、福島市(藤沢志穂子撮影)
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 夏の全国高校野球選手権大会で流れる「栄冠は君に輝く」、外国の風景が目に浮かぶような「高原列車は行く」の2曲は平成21年4月、JR福島駅の発車メロディーに採用された。作曲した古関裕而(こせき・ゆうじ、1909~89)は福島市出身。近年は野球殿堂入りや妻・金子との生涯のドラマ化など注目を浴びている。背景には、東日本大震災からの復興にかける地域の人々の願いがある。

甲子園でなくて

 「栄冠は-」は新幹線、「高原列車-」は在来線のホームでそれぞれ流れている。「なぜ甲子園ではなくこの駅で?」といった問い合わせが、実は少なくない。「そのたびにお客さまに説明しています」と福島駅の担当者は苦笑いする。

 古関の名前を知らなくても、生涯に5000曲を作ったというメロディーは、聞き覚えのあるものが多いはずだ。顔を知らなくても、昭和時代の人気テレビ番組「オールスター家族対抗歌合戦」の審査員のおじさん、といえば、その笑顔を思い出す人も多いかもしれない。「歌は親しまれていても、作った人のことは知られていない。(平成21年の)古関の生誕100周年を機に、駅メロにしたいと考えた」と、企画した福島青年会議所(JC)の元理事長、作田謙太郎さん(48)は言う。

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