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【政界徒然草】「ポスト安倍」いずれも発信力に難あり

 韓国国会議長が米メディアのインタビューで慰安婦問題で天皇陛下の謝罪が必要と述べたことには、今月10日に「正しい認識で発言してほしい」と苦言を呈したが、外相として踏み込み不足と言わざるを得ない。首相が12日の衆院予算委員会で「本当に驚いた。甚だ不適切」と明言したのとは対照的だ。

野田聖子衆院予算委員長

 総裁選への立候補を2度断念した野田聖子衆院予算委員長(58)は、4月に政治家を目指す女性を対象にした政治塾を東京で発足させる予定だ。野田氏は昨年発表した新著で「女性活躍・子供・家庭庁」の創設を掲げるなど一貫して女性と子供を重視する考えを示すが、具体的な成果は乏しい。

 それでもなお「女性」を前面に「ポスト安倍」を目指すなら、8歳の男児を育てる母親でもある野田氏こそ、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡した事件を受け、児童虐待対策について政府に厳しい対応を求めてもいいと思うが、目立った問題提起はしていない。

 首相は1月28日の施政方針演説で、昨年3月に東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=が両親に虐待され死亡した事件を念頭に「子供たちの命を守るのは、私たち大人全員の責任だ」と述べたが、悲惨な事件は繰り返され、国民は大きなショックを受けた。「この国の未来そのもの」(首相)である子供の命を守れなかった政府の責任は重い。

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