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【太陽光発電は人を幸せにするか】(21) 「陛下にパネルを見せるの?」 那須御用邸そばに持ち上がったメガソーラー計画

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約37・2ヘクタールの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画がある土地。中央左側にある別荘地の後方に広がる原野に建設される予定だという=1月17日、栃木県那須町高久丙(三枝玄太郎撮影)
約37・2ヘクタールの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画がある土地。中央左側にある別荘地の後方に広がる原野に建設される予定だという=1月17日、栃木県那須町高久丙(三枝玄太郎撮影)
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  「那須御用邸そばの原野が大規模太陽光発電所(メガソーラー)になるらしい」

 別荘地として名高い栃木県那須町のある住民は耳を疑った。平成30年7月のことだった。その住民はすぐに平成10年に同町を襲い、死者5人、行方不明者2人を出した「那須豪雨」を思い出した。

 「冗談じゃない。あんなに自然豊かな地にメガソーラーだなんて。保水力が失われて水害が心配だし、それに近くに那須御用邸があるのに、陛下にメガソーラーを見せるというの?」

 予定地近くの別荘に住む住民らを中心に徐々に反対の声が広がった。

 平成30年9月、事業予定地近くに住む松本あさみさん(69)らが共同代表として「那須御用邸下メガソーラー建設中止を求める会」が発足した。

 福島県西郷村、白河市から栃木県那須町にかけて広がる那須高原には、自然豊かな原野に数多くの業者がメガソーラーを計画。年々、太陽光発電所が増えている。

 地元住民が調べたところ、平成30年6月末時点で、同町だけで733件、8万8千283キロワットが太陽光発電所となった。 同年11月、同町豊原丙(へい)の旧朝日小学校で開かれた決起集会には約80人が参加、5900筆の計画中止を求める署名を那須町議会議長に提出した。

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