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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈706〉SNSで巻き込まれる犯罪 防ぐ方法は

送検のため、警視庁亀有署を出る広瀬晃一容疑者=2月1日午前(桐原正道撮影)
送検のため、警視庁亀有署を出る広瀬晃一容疑者=2月1日午前(桐原正道撮影)

 帰りの電車賃も持たず、茨城県に住む男のところに行って殺された女子大生。実は男には性犯罪で2度の検挙歴があった。

 誰しもいったいなぜ?と思うだろう。

 『週刊新潮』(2月14日梅見月増大号)が、その謎に迫っている。

 「茨城『女子大生殺人事件』新聞テレビが報じない『30万円金銭トラブル』の代償」

 警視庁関係者の話。女子大生は男から〈「事前に、会うことの対価として一定金額の提示を受けていたようです。彼女はお金を受けとれると見込んで、片道の交通費しか持たずに神栖まできた」〉。

 が、結局、男は金を出さず、男の写真を「SNSで拡散する」と騒がれ、殺してしまったという。

 近年、SNSがきっかけで犯罪に巻き込まれるケースが増えているが、防ぐ方法はないのか。

 常磐大学元学長、諸澤英道氏(刑事法学)の話。

 〈「日本では警察、検察、刑務所が犯罪者のデータをバラバラに持っています。それを一元化したデータベースを作り、必要に応じて市民に公開する仕組みを作っていくべきです。そのために、私は犯罪者登録法の必要性を訴えています。特に性犯罪は再犯率が非常に高いので、再発防止の観点から犯罪歴を、もちろん慎重にですが、公開できる仕組みがあれば、高い抑止効果を発揮するはず」〉

 人権問題ともからむが、論議する価値はあろう。

 『新潮』では「ZOZO『前澤社長』の背伸びがバレた!!」も、前澤社長の自社株を使った“錬金術”が興味深い。

 『週刊文春』(2月14日号)、いつまで続くのかとうんざりの「貴乃花初めて語る」。今週第4回は「宮沢りえ婚約と破局」というので気になった。というのも、「破談」をスクープしたのが、当時、ぼくが編集長を務めていた『週刊文春』だったからだ。1993年1月7日号から6号続けて記事にした。

 が、この件、〈九二年暮れから、貴乃花と宮沢の破局情報が燻(くすぶ)り始める〉のみ。

 「燻っていた」ことにされてしまった(笑)。(花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)

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