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【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】樽出しピルスナーを本場でグビッ! うまいビールはチェコと日本を結ぶ!?

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「ピルスナー・ウルケル」の工場見学ツアーで体験した、樽出しの無濾過生ビールは格別の味わい
「ピルスナー・ウルケル」の工場見学ツアーで体験した、樽出しの無濾過生ビールは格別の味わい

 【酒呑み鉄子の世界鉄道旅 ビールに溺れるチェコ国鉄の旅(5)】キンと冷えたグラス越しにキラキラ輝く、黄金の液体とクリーミーな泡。猛暑の真夏日はもちろん、たとえ寒い冬でも乾燥した喉を潤し、よく働いた1日を労ってくれるのが冷たいビールだ。ビール好きの方には、いまさらスミマセンだが、居酒屋などで1杯目に飲む黄金色のビールは、「ピルスナー」という種類。普通にビールと言ったら思い浮かべるのがこれで、誰でも知っている大手メーカーのビール、アサヒビールの「スーパードライ」とか、キリンビールの「一番搾り」とかも、「ピルスナー」に分類できる。

 そんなピルスナービールの発祥地、それがチェコのプルゼニュ(ピルゼン)だ。(写真・文/トラベルジャーナリスト 江藤詩文、取材協力:チェコ政府観光局-チェコツーリズムレイルヨーロッパ

「ピルスナー・ウルケル」の工場は、プルゼニュきっての観光地。広大な敷地の奥には水道塔が見える
「ピルスナー・ウルケル」の工場は、プルゼニュきっての観光地。広大な敷地の奥には水道塔が見える

 ビール大国チェコの中でも、最大手のブランドが「ピルスナー・ウルケル」。歴史を遡ると、1295年にボヘミア王ヴァーツラフ2世がビール醸造権を授与したことから、プルゼニュはビールの街となった。しかし、当時製造されていたビールは、味や品質にばらつきが大きかった。そこで、プルゼニュのビールの品質を高めて安定しようと、各醸造家がひとつの企業として集結し、ドイツ・バイエルン州ヴィルスホーフェンから、“天才ビール醸造家”と呼ばれたヨゼフ・グロルを招聘した。こうして1842年、チェコ産のホップと麦芽、プルゼニュの軟水を使った「ピルスナー・ウルケル」を開発。いまでは世界を席巻する有名なビールが誕生した。

インフォメーションエリアでは、かつてのビール造りの様子を再現した展示物が。昔のプルゼニュの醸造所を示した地図もある
インフォメーションエリアでは、かつてのビール造りの様子を再現した展示物が。昔のプルゼニュの醸造所を示した地図もある

 当時、ビール醸造権を持っていた民家が「ピルスナー・ウルケル」の工場となり、現在も同じ場所でビール造りが続いている。工場見学はプルゼニュ観光(ていうか酒呑みにとってチェコ観光)のハイライト。フレッシュなビールが付く見学ツアー(有料)は、所要時間約1時間40分。英語、チェコ語、ドイツ語など(日本語はない)で、毎日数本開催されている。

 ちなみに1年を通じてもっとも混雑するのは、9月下旬?10月上旬。普段はヨーロッパからの客が多いが、この時期は、ドイツのミュンヘンで開催される「オクトーバーフェスト」に、南北アメリカやアジア、アフリカなど世界各国から集まるビール好きが、そのままチェコビールを飲みに足を伸ばすそうだ。故にこの時期の英語ツアーは、早めに予約した方がいい。まったく酒呑みってやつは…。

約160年間使われてきた銅製の醸造タンク
約160年間使われてきた銅製の醸造タンク

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